2022-23年度
会長挨拶 吉田正子
ロータリーは例会出席が基本であると、入会当初から諸先輩方に教えを頂き今日に至っております。「欠席の前後2週間以内にメークアップする」から、「同じ年度に欠席をメークアップする」に変わり、本年4月に行われた規定審議会において、ガバナーに対するクラブの出席報告義務が廃止されるここととなりましたが(決議22-85)、当クラブは今まで同様に出席を大切に考えることに変わりはありません。それが親睦へと繋がっていくのだと思います。小倉ガバナーも今まで通り地区への出席報告お願いすると発信されております。
さて毎例会の会長挨拶ですが、例会の中の貴重な時間ととらえ、会員が興味を持つような、また今知っておかなければならないロータリー情報を発信してまいります。新入会員の入会の予定もありロータリーについてより多くを知って頂きたいという思いを込めて挨拶の内容を精査していく所存です。研修に関しては例年通り例会の時間の中で少しずつ積み重ねて行けたらと思います。また例会欠席者には週報をメール添付で送ることで情報共有を図ります。
今年度は当クラブからガバナー補佐を排出しましたので情報研修会・IMのホストを担うことになります。少人数ではありますが大原の底力で頑張ってまいりましょう。会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
また今期はクラブ設立から61年目を迎えます。先人達が繋いでくれたクラブを大切に思い「ロータリー感を共有できる友」をコツコツと増やしていきたいと思います。地方の少人数のクラブではありますが、とっても良い自慢できるクラブであると自負しております。コロナが落ち着いたら会員全員で他地区・他クラブへのメイクアップと親睦旅行の再開を楽しみに、まずは「例会」を「ロータリー」を楽しみましょう!
1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
2021-22年度
会長挨拶 矢島吾郎
1年間クラブ会長を務めさせていただきます矢島です。よろしくお願いいたします。
今回で2度目の会長と言うことで、あまり肩に力が入らない感じで行ける気がしておりました。がしかし7月が近づいていくにつれて、2度目であるからには以前よりもスムーズで的確で楽しいクラブ活動にしなければと考える様になっていき、プレッシャーを感じてきました。自分の出来る範囲ではありますが、前回の会長の時より今回の会長の方がよくやったと言って頂ける様に頑張ります。
今年度国際ロータリー会長は、シェカール・メータさんです。インド・西ベルガル州のクラブ所属ですあります。会長エレクト観衆セミナーにて、国際ロータリー会長テーマの発表を見させて頂きました。
テーマ『SERVE TO CHANGE LIVES』翻訳『奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために』であります。お話の中でご自身が入会間もないときの例会において僻村に行ってその状況を目にして奉仕への決意が決まったそうです。その後数々の取り組みに参加して『ロータリーが私の心に火をつけました。自分の身の回りを超えたところに目を向け、人類全体を考える様になりました。』と語られています。
私の印象は、問題となる壁を正面から受け止めていくかなり熱いタイプの方の様に見えました。今年度ロータリー奉仕デーを実施することを求めています。また奉仕を通じ会員数の増強を強く求めています。
ガバナーの地区スローガン『Love Other Spirit』~繋ごう次世代へ 夢ある未来に向けて~であります。ロータリーの歴史に敬意をしめし新たなるアクションを示していかなければいけないというメッセージでありました。私も今年度は、ロータリーの歴史に敬意を表し会員の方たちと歩幅を合わせ活動して行きたいと思いました。
私は2つの事に集中していきたいと考えております。
1つは、インターアクトについてであります。前回会長の時も気にしていたことでしたが学生たちとの関係の希薄さの改善であります。故に今年度は学生の本分の学業の邪魔にならない程度に、共同の活動を行いたい。2つめは、会員増強であります。会員各々で1人は熱く誘って欲しい。
その他としては、年度内には必ず会員に卓話をしてもらいたいと考えています。
また、親睦をかねて移動例会やメイクキャップ例会等も行いたいと考えています。
いずれにせよ、楽しい例会を行いと思います。
最後に、前回の会長の時に自分のテーマとして『歩み』とさせて頂きました。
一歩一歩前に進んでいこうとの思いからその言葉にしました。
今年度の自分のテーマは『 継続 』 とさせて頂きます。
以上 1年間よろしくお願い足します。
2020-21年度
会長挨拶 平野 一隆
4度目の「会長」となります。会員数の少ないクラブだからこそ幾度も会長を務めさせていただく機会があるわけですが、これも悪いものではないようにも思います。
思い返しますと1度目は、まだ40代前半。先輩方も沢山おられる中、歴史と伝統あるクラブの重みを感じながら無我夢中でした。2度目は、「より良い会長でなければならない」という大きな責任を感じていました。そして3度目、幹事にも恵まれ、クラブ自体について、クラブの今後について、思いを巡らせる気持ちになりました。
さて今回、ロータリー歴26年、還暦も間近となった今の私のクラブへの想いは、「守りたい、維持したい」という気持ちの上に、「またかつてのような大原ロータリークラブらしいクラブ、活力あるクラブにしたい」という気持ちがあります。
そのためには、クラブの在り方・運営の方向性を見定め、親睦を基礎に自己研鑽を重ねていくクラブであることが肝要だと考えています。そのようなクラブであればこそ、地域に必要とされるロータリーと認識されるのだと信じています。このことは、この大原ロータリークラブの歴史の中で培われた私自身の「ロータリー観」よるものだと自覚しています。
今年度、このタイミングで会長を務めさせていただくのですから、先のことを念頭に、1年間の運営にあたりたいと思っています。それによって、会員の皆さん、特に若手会員皆さんに少しでも「良い影響」があり、「ロータリー観」構築の礎となりましたら幸いです。そして、より一層会員相互の信頼関係、クラブの親睦が図られ、そのことがクラブの活性化に繋がれば喜ばしいことです。
そうは申しましても、私一人の力でどうにかなるものではありません。浅野幹事の協力を得、会員の皆さんにこの想いが伝わるよう努力いたしますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
“ロータリーの友”の横組みの冒頭に「ロータリーの誕生とその成長」が毎号掲載されています。今年度は、ぜひこの部分を何度も読み返してください。ポール・ハリスはどこかで言っています。「ロータリーを作ったのは・・・寂しかったから」と。実業人、専門職業人は孤独感をどこかに内包し、その寂しさといつも隣り合わせのような気がします。寂しさを共感し、共有しあえる職業倫理を重んじる実業人、専門職業人の集まりがロータリーであって欲しいものです。
1年間、「じっくり、じんわりロータリー」を一緒に楽しみましょう。