2023-24年度 会長挨拶 浅野吉朗

 

ロータリー観。

千差万別であり、一朝一夕に構築されるものではありません。

私自身、入会8年目を迎えて大原ロータリークラブの会長を拝命した現在も、ロータリー観とは“其処(そこ)は(は)彼(か)と(と)無い(ない)”

ものであります。

まだまだ理解の未熟さと語彙力が足りず、具現化には至りません。

しかし“代わりの無い”大切なものである事実に気づいており、ロータリー観を共有できた場面が確かに在り、積み重ねてきた結果であると

思います。

会員増強は多くのクラブにとって課題ではありますが、“代わりがある”

“負担の方が勝る”との判断に至れば、いとも簡単に退会してしまいます。

大原ロータリークラブ会員の共通認識として“少数精鋭”と褒め言葉を頂戴した際、快くは思わない。そうではないでしょうか?

大原ロータリークラブは良いクラブです。

多様性や公平さ、そして包摂性もすでに兼ね備えたクラブであります。

“少数精鋭”を脱却できるよう、より具体的なアプローチを実行したいと考えております。

さて、これからの1年間で特に力を注ぎ、取り組みたい活動は「親睦」と「広報・公共イメージの向上」です。

失われた数年間の親睦活動を全力で取り戻す必要があります。

そして地域社会において、ロータリーへの公共イメージを高める機会を、寄付や慈善事業ではない方法で示すことが理想です。

それはやはり“職業奉仕”以外に考えられません。

1年後、ロータリー観を“明(さや)に”示すことができる自分であれば幸いです。

どうぞ心より、よろしくお願い申し上げます。

 

 

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